2022.12.16
車両管理の悩みをEVが解決できるワケ
社用車を保有する企業では、どこでも「車両管理」は欠かすことができない業務です。
ただ、毎日の車両管理のオペレーションはどうしても手間が多いが故に疎かになってしまうことさえ発生するケース
もあります。頭を悩ませることがあるのではないでしょうか。
そんな業務の効率化、手間がかからない方法について頭を悩ませる担当者の皆様も多いのではないでしょうか?
そこで、今回はEVをキーワードとして、
・そもそも車両管理って何をする必要があるのか?
・日々の車両管理がEVによってどう改善されるのか?
という話をしていこうと思います。
目次
そもそも「車両管理」とは何か?
まず始めに、そもそも車両管理とは何かについて、改めておさらいします。
既にご存じなことも多いかもしれませんが、業務の整理という意味でご覧頂ければと思います。
車両管理とは「企業や自治体などの組織が自己保有する或いはレンタルする車両を管理・運営する」ことです。
具体的には以下のようなことが求められます。
- ・日々の車両の稼働状況を把握
- ・誰がどの車両に乗ったのか、乗る予定なのか把握
- ・特定のルートにはどの車両を利用すればよいのか決める
- ・車両のメンテナンス必要有無、燃料状況を把握
そこで、今回は車両管理において何が手間なのかを列挙してみます。
車両管理で手間になること
それでは、上記のような車両管理で発生する業務はどんなことが手間になっているのでしょうか?
それぞれ見ていきましょう。
①日報作成が手間で、書き漏れが多い
業務に自動車を利用した際にかならず記入する日報。
安全運転管理者には道路交通法施行規則に基づき、以下が義務付けられています。
運転者名、運転の開始及び終了の日時、運転した距離その他自動車の運転の状況を把握するため必要な事項を記録する日誌を備え付け、運転を終了した運転者に記録させること。
一方で、毎日の運転状況をこまめに記録するのは、短時間ながらも記入時時間を取られてしまいます。
日々の業務に追われてしまい、日報作成を煩雑な業務だと感じる人も正直いるのではないでしょうか。
加えて、どうしても人為的な抜け漏れが発生する可能性があり、正確な日報の作成には課題が多いです。
②部署ごとに管理方法やフォーマットがバラバラ
車両を各部署で保有している場合、それぞれの部署のフォーマットで日報を作ります。また、管理のルールも部署独
自なケースもあるかもしれません。たとえば部署によって繁忙期が異なる場合など、Aの部署では車両が足りなく
て、Bの部署では車両が余っているというケースも挙げられるかもしれません。
しかし、全社で管理方法やフォーマットを統一していれば、部跨ぎの貸し借りが簡単に行えますが、各部署に車両管
理方法を委ねていると迅速には対応できないかもしれません。
全社で統一したルール、フォーマットがあればすぐに解決できた車両不足問題。
部署に任せることによって手間となってしまうケースが想像できます。
③予約内容と車両の組み合わせを考慮して配車する手間
使用する車両には限りがあるため、同じ日に何件も同一車両の予約が入ることもあります。
予約時間と車両の空き時間をみてバランスよく配車するのはなかなか難しいです。加えて予定通りにすべての配車が
行われないケースも発生することもあります。
一方で、車両利用者にとっては返却時間が決まっています。そのため客先都合などの急な予定変更は難しく、時間を
延長したい場合は都度予約内容の変更連絡をいそぎ入れなくてはいけないという手間も発生します。
これらの手間を解決すべく、ドライバーから上がってきた日報を「とりあえず」そのままファイリングしたり、
車両買い替え時に「とりあえず」ガソリン車を選ぶこともあるかもしれません。
ただ、それは応急処置をしたにほかならず、効率面のことを考えても長期的には解決になりません。
- ・車両が何台あれば最適なのか分からない
- ・車種の組み合わせが複雑で配車の検討が難しい。
- ・公用車・社有車全体の稼働状況運行実績が可視化できない
といった課題が生まれてしまいます。
そして、日報に抜け漏れがあったり、部署ごとに管理をゆだねていると、俯瞰した目線での車両管理は難しくなりま
す。そのため車両台数を減らして効率的な運用を行いたいと思ってもハードルは高くなってしまいます。
課題解決のための対策は?
一方、このような課題を解決するためには以下対応策が考えられます。
日報作成が手間で、書き漏れが多くて、部署ごとに管理方法やフォーマットがバラバラ
日報のテンプレ化、デジタル化、自動共有で解決!
予約内容と車両の組み合わせを考慮して配車する手間、、、
クラウドシステムを導入することで解決!
しかし、どうせ車両管理の効率化を考えるのであればもっと長期的な視点での解決方法はいかがでしょうか?効率的
に、そして会社にプラスαなメリットになる抜本的な解決方法をお伝えします。
抜本的な解決とは?
デジタル化を駆使して長期的に管理の効率化することはもちろん、それに加えてコストを抑えて、なおかつ今注目さ
れてるサステナブルな企業経営につなげる施策として、EV(電気自動車)を用いた解決方法をお勧めします。
「いやコスト削減が目的なので、新規でEVを導入は余計な出費となってしまう…」
と思われるかもしれませんが、実際は違います。
EVは、購入時こそはガソリン車より高くなることがありますが、税制や国・自治体のサポートにより長期的な維持費
を考えると安い仕組みとなっています。
(詳しくは5分で分かる!電気自動車(EV)と導入メリットをご参照ください)
加えて、EV購入はサステナブルな企業というイメージアップにもつながります。
また、EVをすでに1台でも導入している場合、ガソリン車とEVの効果的な運用を算出して、
各車両のバッテリー残量・CO₂排出量、燃費を抑えた配車計画を立てることが可能です。
具体的な解決方法は?
いかがだったでしょうか?
車両管理の課題を解決したいと思ったら、
おまかせEV for Bizにお気軽にご相談いただければと思います。
車両管理だけでなく、所有している車両の最適台数診断など導入にあたるコンサルを行ったり、
充電器設置等周辺インフラを纏めて見積取得~導入まで行う、EVスマート利用のご提案など、
総合的なプロデュースを行います。
車両管理の手間から抜け出して、エコに効率的な運用を行っていきましょう!